White christmas / Bing Crosby

街の其処彼処で、赤や緑で彩られた小物やイルミネーションを見るようになった。もうじきクリスマスだなあと思う。
そして毎年流れるクリスマスソングを聞くと、今年もそんな季節になったんだという気持ちと、どこか懐かしいような気持ちが入り混じる。


小さい頃、クリスマスというと家でレコードをかけて、ケーキを食べて、夜が更けて眠った頃には親が(当時はサンタと信じていたが)こっそりと枕元にプレゼントを置いてくれた。そんな記憶がクリスマスソングを聴くとよみがえり、温かい気持ちになる。当時のBGMに流れていたからだろう。


なかでも大人っぽいというか、ロマンチックな感じがして特別に思えていたのが「ホワイト・クリスマス」。定番だが、やっぱり雰囲気があっていい曲である。


ちなみに、村上春樹氏の小説かエッセイでビング・クロスビーホワイト・クリスマスに関する文章があって、どうせならそれを聴きたいと探してみたのが↓の動画。映像もなかなか素敵で、私の中のクリスマスのイメージそのままである。
冬の家の窓からこぼれる明かりはなんだか温かそうで、幸せそうな感じがする。