2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 星がきれい / The Little Monsters Family

秋から冬にかけては、空気が澄んで月や星が綺麗に見えるという。 冷たい空気の中で、白い息を吐きながら夜空を見上げるとなんだか心がしんとするが、そんな時にふと聴きたくなる曲である。 どこかクリスマスを連想させるメロディ、ゆずのふたりの透明感のあ…

 コーヒータイム / 高橋和枝

淡くて柔らかい色彩のイラストと、穏やかな言葉たち。一息いれたいような時に、ふと手に取る絵本のひとつ。 コーヒーを飲みながら、登場人物がささいなことで今とつながる遠い日の記憶について、ひとつひとつ語る。 「ささいなこと」は、たとえば雨の日のア…

 お別れにむけて(『Family』収録)

ゆっくりとしたメロディに、ぽつりぽつりと呟く独り言のような歌詞。シンプルで淡々とした曲なのに、やけに切ない印象が残る。 タイトルはこれからの別れを連想させるが、すでに「ぼく」と「君」は別々の世界にいる。 「新しい世界」にいる「君」と、そこか…

 もちぐま

バスグッズを扱うお店で購入。 ちなみに『四畳半神話大系』でのキーアイテムであり、表紙にも描かれているスポンジ製のクマのぬいぐるみのことである。 作中の描写や森見氏のブログ写真に惹かれ、ほしいなあと思っていたので嬉しい。 さわったときのふにふに…

 ひみつの階段 / 紺野キタ

[rakuten:book:11056171:image] [rakuten:book:11110458:image] 女子校の古い校舎や寄宿舎で起こる、不思議な出来事を1話完結で描く。 可愛らしい絵柄と、心温まるストーリー展開がいい。特に好きな話を。 「物語をきかせて」 学校の不思議な現象や逸話を収…

 愛について

シンプルで温かい雰囲気のラブソング。日に日に空気が冷えて、澄んでいくような冬のはじめにはまる。 「ただ1つ 木枯らしに凍える日には かじかんだ手を温めてほしい」、冒頭からいいなと思う歌詞である。 この曲のイメージは、そのまま自分が思うところの…

 TVピープル

奇妙な味わいの短編。主人公の「僕」の部屋に侵入してきたTVピープル。彼らはいったい何なのか。得体の知れない不安感を煽るような怖さがある。(以下「」は引用) TVピープルの侵入を境に、「僕」の周囲に対する違和感が増えていき、一緒に暮らしている…