愛について

シンプルで温かい雰囲気のラブソング。日に日に空気が冷えて、澄んでいくような冬のはじめにはまる。


「ただ1つ 木枯らしに凍える日には かじかんだ手を温めてほしい」、冒頭からいいなと思う歌詞である。
この曲のイメージは、そのまま自分が思うところの恋愛像だったりする。ひどく寒い日、ふたりで手を温めあって、それだけでいいような。初めて聞いた高校生の頃から、たぶん今でも、こんな風に誰かを思いたい、そして思われてみたいという憧れがどこかにある。


スガシカオ氏のなかでは珍しく?官能や倒錯、後ろ暗さなどのないストレートで穏やかなラブソングだけれど、淡々としたメロディや素朴な歌詞が心に染みる。


下はこの曲のPV。