黄金の月 

ほろ苦い呟きのような歌詞と、淡々と繰り返されるメロディが心に響く一曲。
ラジオで耳にするうちに気になり、スガシカオ氏にはまるキッカケになった曲でもある。(歌詞はこちら


この曲で歌われているように、たぶん自分も含め大抵の人が、容赦なく過ぎる時間の中で純粋さや情熱を失い、心に闇を抱えて、未来が光あふれるものとは限らないことに気付く。
そして妥協や嘘や沈黙すること、諦めることに慣れていく。
それは良い悪いの問題ではないが、時には立ち止まってため息をつきたくもなる。
この曲は、そんな時にそっと肩に置かれる手のような歌だと思う。


こちらで視聴可能。ライブバージョン。