ジュテーム?(『ハヤブサ』収録)

繊細なギターの音色と声の調和が、しみじみと味わい深いバラード。
静かな夜に、部屋で耳を澄ませて聞きたくなるような曲である。
こういうささやくような唄い方は、マサムネさんの声の良さが際立つなぁと思う。


「君がいるのは ステキなことだ やさしくなる 何もかも」と
「君がいるのはイケナいことだ 悩み疲れた 今日もまた」
は一見相反するようだけれど、分かるような気がする。


好きな人の存在は心を優しくしてくれるけれども、思い悩むことも増え、感情が左右されて、時には疲れる。
でもそんな思いをしてもやっぱり一緒にいたいのだから、不思議なものである。


ほかに「ぬくもりに包まれるため いくつもの間違い重ねてる … ばかだよな」も、なんだかいいなと思った。
自分でもあきれてしまうような、どうしようもない恋の感じを思い出す。


下はライブ動画。